こんな悩みありませんか?
- 満員電車はもう嫌だ!
- 上司の顔なんて二度と見たくない!
- 毎日朝からゲームだけして生きていきたい!

こんにちは、社畜のヤギ神父です!
世の中には会社なんて行かず毎日好きなことをして過ごす人もいます。
冒頭の願望は筆者が毎日欠かさず思うことですが、人間社会で生きていく上で仕事をして収入を得ることは不可欠です。
しかし、生きるために必要なのは『収入』の方であり、『仕事』はただの手段です。毎日『本当にやりたいこと』するためには、経済的な自由が必要なのです。
この記事では、FIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指すことで、『本当にやりたいこと』を毎日する生活を実現する方法について考えてみます。
この記事でわかること
- 仕事をしなくて良い状態とは何か
- FIRE(Financial Independence, Retire Early)の定義
- FIRE実現のためにやるべきこと
現状の生活と問題点
多くのサラリーマンの現状は?

『本当にやりたいこと』は別にあるのに、多くのサラリーマンはそれを我慢して毎日仕事に向かいます。通勤時の満員電車に始まり、職場での忙しさや人間関係、ストレス要因を挙げ出したら切りがありません。

早起きして得られるものが満員電車とは、、、
このような日常の中で、私たちの趣味や健康に関する時間は大きく制限されています。
ゲームを楽しむ時間は平日にはほとんど取れず、週末に限られてしまいます。また、健康のために朝走るような運動も、時間が許すときにしか行えないのが現状です。
いつ心身ともに異常が起きるかわからないジリ貧状態です。
これは社会で生きていくためには当たり前のことであり、絶対に変えられない真理に感じられるかもしれませんが、筆者はこの真理に疑問を投げかけたいと思います。
仕事をする理由
大きな負担を抱えながら仕事を頑張る背後にはいくつかの理由があります。
まず、最も基本的なのは「生活のため」です。経済的な安定や生計を立てるためには、仕事を続けることが不可欠です。
次に、「スキルアップのため」も大きな動機の一つです。自分のキャリアを積み上げ、より高いスキルや知識を身につけるためには、日々の業務に励むことが重要です。
そして、意外と見過ごされがちですが、「好きだから」という理由もあります。仕事そのものに情熱を感じ、それを追求する喜びを感じる人も少なくありません。
「生活のため」はストレス

もし、仕事をする理由が「スキルアップのため」、または「好きだから」なのであれば、『本当にやりたいこと』に向かって行動している最中なのでそのまま頑張ってください!
一方で、「生活のため」しか理由が無い場合は、『本当にやりたいこと』を我慢し、仕方なく仕事をしている状態です。
このパターンがサラリーマンの大多数であり、大きなストレスを抱える要因なのではないでしょうか。
仕事をする理由とFIREの考え方
なぜ生活するために仕事が必要か?

私たちの生活は多くの経済的な要因に支えられています。家賃や光熱費、食費や趣味、そして将来のための資金など、日常のあらゆる面でお金は欠かせない存在です。
このような経済的なニーズを満たすためには、収入を得る必要があります。そして、多くの人々にとって、その収入源となるのが「仕事」です。
しかし、もし十分な収入が確保されていれば、生活を維持するために仕事をする必要はなくなります。
これが俗に言うFIRE
FIREとは、”Financial Independence, Retire Early”の略で、経済的な独立を達成し、早期に退職・セミリタイアすることを目指すライフスタイルや運動を指します。
FIREの考え方の核心は、収入と支出のバランスを最適化し、早期に十分な資産や収入源を築くことで、仕事に縛られずに自由な時間を持つ生活を実現することです。
この考え方は、自分の人生の価値や時間の使い方について、深く考えるきっかけとなるものであり、多くの人々にとって新しいライフスタイルの選択肢として近年注目されています。
FIREを実現するステップ
ではどうすればFIRE達成となるのか、段階を踏んで説明します。
1.現在の支出を知ること

経済的な自由を手に入れるための第一歩は、自分の支出を正確に知ることです。
具体的には家計簿をつけることで、毎月の収入と支出のバランスを把握することができます。
近年、キャッシュレス決済が普及してきたことで、支出のトラッキングがさらに容易になりました。クレジットカードや電子マネーの利用履歴を活用することで、家計簿を継続的につけることが簡単になります。
家計簿アプリは特におすすめです。筆者は『マネーフォワード』というアプリを使っていますが、クレカやバーコード決済と紐付けられるため入力の作業は必要ありません。
キャッシュレス決済を徹底すれば自分の支出を100%漏らさず把握することができます。
2.現在の支出を抑えること
支出を知った上で、次に取るべきステップはその支出を抑えることです。
突発的なイベントや出費は避けられないこともありますが、固定費の見直しを中心に、無駄な支出を削減することが重要です。
例えば、不要なサブスクリプションや契約を見直すことで、月々の支出を大きく削減することが可能です。
ただし注意が必要なのは、自分の幸せのために必要な経費まで削減しないことです。究極的な話をすれば、無人島サバイバル生活ができるのであれば支出は0円なので、即FIRE達成となります。
しかし、このような極端な生活を一生続けられる人はいないでしょう。
FIRE達成後も生活は続くため、将来の生活スタイルを想像し、本当に必要なものだけを選び取る姿勢が求められます。
3.不労所得を得る
支出を抑えた上で、次に目指すべきは不労所得の獲得です。
投資という手段を通じて、お金を増やす方法は様々あります。
初心者には、税制上の優遇があるNISAを利用して、投資を始めることがおすすめです。少額から始めることができ、投資の基本を学ぶことができます。
4.不労所得>支出となるまで続ける

最終的な目標は、不労所得が支出を上回る状態を作り出すことです。
例えば、年間の生活費が年間300万円、投資のリターンが年間310万円だとすれば、働くことなく生活費をカバーできることになります。
株式投資を行う場合、年間の配当金が支出をカバーするようなポートフォリオを構築することが目標となります。
また、投資信託の場合は、年間の取り崩しのパーセンテージを設定することで、生活費を賄うことができます。
特に、S&P500などの指数に投資する場合、4%ルールというガイドラインが参考になります。これは、年間でポートフォリオの4%を取り崩すことで、長期的に資産を維持しつつ生活するという考え方です。

不労所得だけでは難しいなら、自分のペースで仕事を続ける『サイドFIRE』という選択肢もあります!
難しければFPに相談!
家計簿を付けるくらいなら誰でも簡単にできますが、2以降は難易度が高くなってきます。
一人ではどうしたら良いかわからない場合は、プロに相談してしまうのもありです。
無料かつWebで完結するサービスもあるので是非活用してみてください。筆者も利用したことがあり、詳しくは以下の記事で紹介しています。
まとめ
まとめです!
まとめ
- 仕事をする主な理由は収入を得るためであり、収入が確保されていれば仕事をする必要はない
- FIRE(Financial Independence, Retire Early)は経済的な独立を達成し、早期に退職・セミリタイアすることを目指すライフスタイルや運動である
- FIREを実現するためのステップには、現在の支出を知る、支出を抑える、不労所得を得る、そして不労所得が支出を上回る状態を維持する、というプロセスが含まれている
好きなことを毎日するためには、経済的な自由が必要です。FIREを目指し、計画的に取り組むことで、その夢を実現することができます。
現実的には、多くの人は完全に達成することは難しく、できたとしてもかなり時間がかかるかもしれません。
しかし、FIREを目指さない人でも日々の暮らしや将来のために必ず役に立つ行動ですので、是非チャレンジしてみてください。
それでは!