こんな事思ってませんか?
- 会社がDXツールを導入したけど、なんかやりづらい
- 便利になっているはずなのにコロナ前より気分が塞ぎ込む
こんにちは、リーマンのやぎ神父です!
実はDXの進展は職場のコミュニケーションとメンタルヘルスに新たな課題をもたらしています。
日本労働研究雑誌 2023年5月号(No.754)『DXが職場や仕事にもたらすもの』によると、DXの進展はメンタルヘルス不調による長期休業者の割合増加に寄与している可能性があると述べています。
この記事でわかること
- DXの発展のデメリットと向き合い方
DXの影響と職場の変化

2010年代からの情報通信技術やAI技術の進歩が職場のコミュニケーションの方法を現在進行形で変えています。
これらDXの発展により、かつての対面でのミーティングや打ち合わせが、現在ではオンラインツールを使用したものに移行しています。
特に新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及したことで、これまで使っていなかったツールを導入した会社は多いのではないでしょうか。
余談ですが筆者もTeamsを使うようになり、オンライン飲み会のツールとしても活用しました。DXの発展は職場だけでなく飲み会のあり方にも影響を与えましたね。笑
DXと労働者のメンタルヘルス

一方でDXの進展は労働者のメンタルヘルスにも影響を与えています。
DXツールの導入により、上司や同僚との直接的なコミュニケーションの機会が減少しているためです。
厚生労働省の調査によれば、上司や同僚に相談できる者の割合が減少しており、メンタルヘルス不調による長期休業者の割合も増加しています。
個人的には自身で業務の優先順位を判断できない若手ほどこの傾向が強いように感じます。
逆に普段から何をやっているかわからない窓際ベテランほどDXの発展によって伸び伸びしていますね。笑
人間のコミュニケーションの価値
対面の方が効率がよい

DXツールの導入に関係なく、人間の対面のコミュニケーションは仕事を行う上で重要です。
対面のコミュニケーションには、非言語的な情報交換や深い理解を生む要素が含まれているからです。
DXツールを使用する中で、誤解やミスコミュニケーションが生じることがあります。これは、非言語的なコミュニケーションの欠如が原因とされています。
例えば会社内では隣に座っている先輩に聞けばPC画面を指さしながら「これなんですけど・・」で済む話でも、
オンラインでは相手のスケジュールを確認したり、資料用意したりなどの準備が必要な上、相手のリアクションは対面ほどわかりません。
このような煩わしさは、積み重なっていけば気分が悪くなることは非常に共感できます。
DXツールは発展途上

筆者はDXツールの発展はまだまだ過渡期にあると感じます。対面で行った方が効率が良いことが多々あるためです。
最新のツールを使いこなしていると言えば聞こえは良いですが、それが本当に従来より優れたやり方なのかは考えた方が良いかもしれません。
重要なのはDXツールの適切な使用と、対面のコミュニケーションのバランスです。
まとめ
まとめです!
まとめ
- DXの進展は職場のコミュニケーションやメンタルヘルスに新たな課題をもたらす
- 従来の対面コミュニケーションとのバランスが大事
それでは!